
理事長藤原祐
2008年聖マリアンナ医科大学卒業。横浜市南部病院や横浜南共済病院の小児科、横浜市立大学附属市民総合医療センターの小児総合医療センターで研鑽を重ね、2017年に副院長に就任。2024年より現職。小児科専門医、小児神経専門医。現在、南部病院小児科神経疾患の外来、南共済病院小児科神経疾患の外来、横浜市中部地域療育センター児童精神科外来にて非常勤医師としても勤務。
地域のかかりつけ医として、
子どもと保護者をサポートします
2024年6月に父である藤原芳人前院長から当院を承継しました。30年以上にわたり地域の子どもたちを見守り続けてきたクリニックですので、身が引き締まる思いで日々の診療に臨んでいます。
当院は小児の一般的な病気のほか、小児喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー系疾患についても対応しています。また、お子さんの風邪が保護者にうつってしまった場合は、お子さんと一緒に大人の症状を診ることもあり、ファミリークリニックのような一面もあると思っています。
これからも地域密着型のクリニックとして、子どもたちの健やかな成長を保護者の皆さんと力を合わせて支えていきたいと思っています。子育て中の保護者の支援も小児科医の大切な役割の一つですので、お困り事などがあれば気軽にご相談ください。
院内感染の予防に
努めています
「風邪症状の有無」や「予防接種・健診」など、来院目的ごとに診療時間帯を分けています。必要に応じて隔離室も使用します。
アレルギー相談に
対応
スギやダニアレルギーに対する舌下免疫療法を行っています。お子さんだけでなく、保護者の診療にも対応しています。
お子さんの発達に関する
悩みをサポート
養護教諭や助産師、保健師の資格・免許を持った看護師がアドバイスいたします。
必要に応じた検査
血球計算器、吸入器(ネブライザー)、鼻吸引器を設置。必要に応じて、採血、アレルギー検査、喘息発作の吸入、鼻吸引が可能。
どなたでも
通いやすい環境
ベビーカーでも動きやすいよう、院内はバリアフリー設計。駐車場はクリニック前に5台完備しています。
小児科
発熱や咳など感染症による風邪症状や予防接種、乳児健診など、身近なかかりつけ医として小さな変化も見逃さない治療を心がけています。また、過度な治療でストレスを与えないよう配慮し、患者さんにとって必要な診療を提供します。症状や治療方針の説明は、保護者にきちんと理解してもらえるよう丁寧に行い、お子さんと保護者、両方の目線に立ってお話しするよう気をつけています。
アレルギー科
ちょっとしたアレルギーの症状をお持ちのお子さんも多いことから、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などのアレルギー系疾患についても対応しています。舌下免疫療法も行っていますので、ご希望の方は受付にご連絡ください。同じように子どもを育てている父親として、お子さんはもちろん、保護者の不安もできるだけ軽減したいと考えています。
内科
小児科医として子育て中の保護者のサポートを行うなど、親身な治療の提供を心がけています。診療は一般的な小児科がメインですが、お子さんの風邪などを看病していて保護者にうつってしまった場合は、お子さんと一緒に大人の症状のご相談にも乗ることがあります。ご要望に合わせてより良くしていきたいと思っておりますので、気軽に足を運んでください。
ふじわら小児科
京急本線 京急富岡駅
~当院で算定している診療報酬加算について~
厚生労働省が定める基準に則り、当院では機能強化加算を算定しています。
ご不明な点があれば、院長または受付スタッフにご質問ください。
【機能強化加算】
「かかりつけ医」機能を有する診療所として機能強化加算を算定しております。
乳児期早期より予防接種による疾病予防を積極的に行い、予防接種の接種状況・時期について指導を行っています。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行なっております。
「小児かかりつけ診療科」に同意していただける患者様からの電話による問い合わせに対応しております(20時まで)。突発的な病気だけでなく、発達段階に応じた助言または指導、慢性疾患の指導管理を行なっています。また、神経発達症(発達障害)等の相談に対応し、必要に応じて専門医療機関に紹介をしています。
~インフルエンザワクチンの接種を受けられる方へ~
〈ワクチンの効果と副反応〉
ワクチンの接種により、インフルエンザの発症を予防したり、発症しても軽い症状に抑えられることが多いので、重症化や死亡を防ぐ効果が期待されます。
副反応としては、 まれにワクチンの接種直後から数日中に、 発疹、 じんましん、 湿疹、 紅斑、 多形紅斑、 かゆみ、 血管浮腫などがあらわれることがあります。
全身症状として、 発熱、 悪寒、 頭痛、 倦怠感、 一過性の意識消失、 めまい、 リンパ節腫脹、 嘔吐・嘔気、腹痛、下痢、食欲減退、 関節痛、筋肉痛、 咳嗽、動悸、筋力低下など、 また局所症状として接種部位に発赤、腫脹、硬結、熱感、疼痛、 しびれ感、小水疱などが認められることがありますが、 いずれも通常2~3日で消失します。
蜂巣炎(細菌による化膿性炎症) 、 顔面神経麻痺などの麻痺、 末梢性ニューロパチー、 失神・血管迷走神経反応、 しびれ感、 振戦、 ぶどう膜炎があらわれることがあります。
非常にまれですが、 次のような重大な副反応がみられることがあります。 (1) ショック、 アナフィラキシー (じんましん、呼吸困難、 血管浮腫など) 、 (2) 急性散在性脳脊髄炎 (接種後数日から2週間以内の発熱、 頭痛、 けいれん、 運動障害、 意識障害など) 、 (3) 脳炎・脳症、 脊髄炎、 視神経炎、 (4) ギラン・バレー症候群 (両手足のしびれ、 歩行障害など) 、 (5) けいれん (熱性けいれんを含む) 、 (6) 肝機能障害、 黄疸、 (7) 喘息発作、 (8) 血小板減少性紫斑病、 血小板減少、 (9) 血管炎 (IgA血管炎、 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、 白血球破砕性血管炎など) 、 (10) 間質性肺炎、 (11)皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson症候群) 、急性汎発性発疹性膿疱症、 (12) ネフローゼ症候群。
なお、 副反応による健康被害が生じた場合の救済については、 健康被害を受けた人または家族が独立行政法人 医薬品医療機器総合機構法に基づいて手続きを行うことになります。
〈予防接種を受けることができない人〉
①明らかに発熱のある人(37.5℃以上)
②重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
③過去にインフルエンザワクチンに含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがある人(他の医薬品投与でアナフィラ
キシーを起こしたことがある人は、予防接種を受ける前にお医者さんへその旨を伝え、判断を仰いでください)
④その他、お医者さんが予防接種を受けることが不適当と判断した人
〈予防接種を受ける際に、お医者さんとよく相談しなくてはならない人〉
①発育が遅く、お医者さんや保健師さんの指導を継続して受けている人
②カゼなどのひきはじめと思われる人
③心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある人
④前回の予防接種を受けたときに、2日以内に発熱、発疹、 じんましんなどのアレルギーを疑う症状がみられた人
⑤今までにけいれんを起こしたことがある人
⑥過去に免疫不全と診断されたことがある人および近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
⑦間質性肺炎、気管支喘息などの呼吸器系疾患のある人
⑧薬の投与または食事(鶏卵、鶏肉など)で皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことのある人
⑨妊娠の可能性のある人
〈予防接種を受けたあとの注意〉
①接種後30分間は病院にいるなどして様子を観察し、アレルギー反応などがあればお医者さんとすぐに連絡を取れる
ようにしておきましょう。
②接種当日の入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすることはやめましょう。
③接種当日は接種部位を清潔に保ち、いつも通りの生活をしましょう。ただし、はげしい運動や大量の飲酒は避けましょう。
④高熱やけいれんなどの異常な症状が出た場合は、速やかにお医者さんの診察を受けてください。